野球との別れ(子供たちへの打診①)
私の仕事の都合で、現在の地を離れ仕事をすることになりました。
場所は海外となることから、家族で相談した結果、一家で海外で生活をすることを決めました。
準備が現在進行形で進んでいるため、具体的な場所であるとか、海外での生活に向けた準備は全てが落ち着いた段階で記事にしていこうと思います。
ですが、その前に、これまで数々の思い出を我が家に残してくれた、野球との別れという目線で記事を書いていきたいと考えています。
子供達への打診に向けて
海外で仕事が概ね決定的となったタイミングで、子供達へその件を話すことになりました。
私の中では、少年野球・中学野球共に、大会が目白押しの時期で、大会が落ち着くまでは極力二人に説明をすることを待つつもりでいました。
しかし、私と妻だけでずっと秘密を貫いていくにも限界があったようです。
そこで、妻とも相談した結果、早い段階から子供達に伝えることで、心理面としても海外での生活を受け入れてもらう準備をしてもらおうと考え直すことにしました。
これが海外生活の話が具体的になってから、約三週間後のことです。
テーブルにつく
夏休みも下旬に差し掛かったある日。
家族で夕食を食べ終えた後に、妻と子供達をダイニングテーブルを囲うように座ってもらい、家族会議を始めます。
「(長男と次男の名前を呼びます。)
ちょっといいかな。
すごく大事な話があります。
家族会議をしたいから、ご飯を食べた後すぐで申し訳ないけど、椅子に座ってください。」
神妙な様子で私が話を切り出すので、ただ事ではない空気を感じたのでしょう。
なに、なに?といった様子でしたが、二人ともテーブルの椅子に腰をかけてくれました。
ここから、子供達への説明が始まります。
次回へ続きます。