少年野球一家のコロナ療養記② 感染

2022年7月に我が家もコロナに感染しました。

前回の記事で、発症までのいきさつをまとめています。

前回時点では妻だけが発症し、他の家族は元気な状態でした。今回はそこからの出来事をまとめていきたいと思います。

妻の陽性確定へ

妻が発症した翌朝、PCR検査を受けに近隣の病院へ向かいます。

辛そうではありましたが、病院へは妻だけでいってもらいました。

結果はやはり「陽性」です。

これで確定ということになります。

妻が発症した時点では、陽性者が行うべき対応もかなりシステマチックになっており、病院では今後の流れを軽く説明される程度で、あとはホームページに記載の通りということでした。

離れて過ごすようにするけれど

妻が病院から帰宅してからは、本格的に隔離生活が始まります。

我が家はリビングの隣に和室があり、扉で仕切られています。

妻以外の家族は和室に入らないようにすることで隔離をするようにしていました。

この頃の日中は長男・次男も元気そうで、自宅内に限りますがほぼ普段通りの生活をしています。

入浴後に異変・・・

異変があったのは夜のことでした。

妻を除く3人で入浴をした後に、すぐに就寝することにしベッドに入ります。

子供達には、

「体調が悪くなったら、何時でもよいからお父さんの寝室に来ていいからね。」

と伝えると、子供たちは眠りにつきました。

しかし、深夜2時過ぎ頃のことです。

長男が体調の異変を訴えて、私の寝室を訪れました。

体温を測ると39℃を超えています。これは明らかに感染しているようでした。

いつ頃から調子が悪くなったか聞いてみると、どうやら入浴後あたりから異変を感じていたみたいです。

長男も陽性

急いで抗原検査を用意して調べてみると、結果は「陽性」・・・。

妻より長男の方が症状が重そうな感じで、発熱以外にも吐き気が強く、かなり苦しそうでした。

ここから数時間、長男の体調が落ち着くまで看病にあたります。

何とかもう一度眠りにつこうとしますが、10分寝たら10分起きて、もどしてしまうというような状態が続きました。

最終的に落ち着いたのは、朝の7時前くらいだったと思います。

このまま長男の看病を続けると、私も感染してしまう可能性があったことから、妻が起床してからは長男の看病をバトンタッチすることにしました。

妻もまだ体調が悪い中でしたがやむを得ない措置でした。

これで次男と二人だけ

この頃には次男も起きてきたことから、リビングで待機してもらうように伝えます。

9時頃には、妻が長男を病院へ連れて行きましたが、今回はPCRを受けるまでもなく「みなし陽性」として診断されました。

ここからは私と次男での生活が始まります。

時間を分けて行動

この時点での私と次男の行動範囲は、リビングと二階の寝室、子供部屋という感じでした。

妻と長男は日中は、ずっと和室にこもっていますが、夜には入浴はしますので時間を分けて行動していました。

概ね20時頃には、私と次男は二階へ移動し、それ以降、一階は妻と長男が行動します。

妻と長男は簡単な家事と入浴を済ますと、すぐにまた和室に戻っていたようです。

この頃には妻の状態は快方に向かっており、だるさはあるものの熱は下がっていました。

ワクチンも打っていたので、症状が軽めで済んだのだと思います。

二人が使った場所は、和室に戻る前に妻が消毒をしてくれていました。

こんな感じな生活が約一日半程度続きましたが、ついに限界が訪れます。

いよいよ次男も

長男が発症した二日目の深夜のことです。今度は次男が身体の異変を訴えました。

熱を測ってみると、39℃を超えています。

(ついに次男も発症してしまったか・・・)

そう思いつつ、次男の看病にあたります。

長男と次男では症状に違いがあり、次男は吐き気はありませんでした。しかし、かなり頭痛が酷い状況です。

頭や首を冷やしてあげて、落ち着くまでは傍にいるということくらいしかできませんでしたが、気休めでもやれることはやろうという感じでした。

朝からは妻と交代

朝までの数時間は私が看病をしていましたが、次男の場合も妻の起床後は看病を変わってもらうことにしました。

その後の病院がやっている時間に、妻が診察に連れていきますが、診察結果は長男と同じで、「みなし陽性」でした。

これでいよいよ、私以外は感染してしまったということになります。

家庭内隔離は限界がある

ここからは私だけが健常者の状態になりました。

妻と相談し、これ以降、二階の寝室と仕事をするための書斎は、私が使う部屋にしてもらい、他は三人が使うといった分担としました。

不思議な感じですが、逆隔離のような状況です。

軽んじていた訳ではない

ここまでの生活を振り変えると、妻が発症してからコロナを軽んじて見ているということはしていませんでした。

可能な限り感染した家族と健康な家族は隔離して生活をしていましたし、消毒も行っていました。

それでも子供たちも感染するという結果になってしまっています。

正直なところ何をどうすれば、感染を防げたのかわからないという感じです。 よもや、同居家族における感染を防ぐことは難しいのかもしれません。

次回は最終回として、これ以後の生活の状況を書こうと思います。

この頃あたりから人生の節目の記事へ繋がる出来事へ続いていきます。

時間を見つけ、記事を更新していきたいと思います。