ACID特性
中小企業診断士一次試験の「経営情報システム」にて出題される論点中、理解が不十分だった箇所について、理解促進のために記事にしていくこととしたい。
今回は「ACID特性」を取り扱う。
ACID特性
ACID特性とは、DBのトランザクション処理における4つの特性を表した言葉で、具体的には以下のような特性である。
- Atomicity (原子性)
- トランザクションに含まれる個々の手順が「すべて実行される」か「1つも実行されない」のどちらかの状態になるという性質のこと。
- トランザクションを構成する全ての処理が正常に終了した時だけ、処理結果をDBに反映する必要がある
- Consistency (一貫性)
- 実行結果が矛盾のない状態であること。
- Isolation (独立性)
- 他のトランザクション処理の実行に影響を受けないこと。
- Durability (持続性)
- 実行結果が失われないこと。
覚えてしまえば回答できるような内容が多いことから、今回の振り返りを機に覚えてしまいたい内容である。
主な参考資料
記事作成にあたり、参考にさせて頂いている資料は以下の通り。
- 2022年版 ニュー・クイックマスター 6経営情報システム
- 中小企業診断士試験クイック合格研究チーム
- 2022年版 過去問完全マスター 6経営情報システム
- 過去問完全マスター製作委員会
基本は上記の解説を参考にまとめているが、必要に応じWeb検索や別書籍を参照することもある。