アプリケーションプログラムを円滑に実行するための仕組み

中小企業診断士一次試験の「経営情報システム」にて出題される論点中、理解が不十分だった箇所について、理解促進のために記事にしていくこととしたい。

今回は「コンピュータアプリケーションプログラムを円滑に実行するための仕組み」を取り扱う。

円滑に実行するための仕組み

実務でもここら辺の用語はあまり出てこないために、覚えておかないとすぐに忘れてしまうものが多い。しっかりと記憶に定着させていきたい。

  • メモリコンパクション
    • プログラムが使用しなくなった領域のうち、断片化したものを整理し、連続して利用可能な領域を確保することで、メモリの利用効率を改善する処理
  • スワッピング
    • 主記憶装置(一般にメモリを指す)と補助記憶装置(一般にHDDやSSDを指す)の間でデータの入れ替えを行うこと
  • スプーリング
    • 処理能力が低速な入出力装置などに演算装置(CPU)が処理を実行指示する際に、データを一時的に補助記憶装置などに保存する処理
  • キャッシング
    • 使用頻度が高いデータを、入出力速度が遅いHDDではなく、入出力速度が速いメモリ上に配置することで処理を高速化する方式

主な参考資料

記事作成にあたり、参考にさせて頂いている資料は以下の通り。

  • 2022年版 ニュー・クイックマスター 6経営情報システム
    • 中小企業診断士試験クイック合格研究チーム
  • 2022年版 過去問完全マスター 6経営情報システム
    • 過去問完全マスター製作委員会

基本は上記の解説を参考にまとめているが、必要に応じWeb検索や別書籍を参照することもある。