PURPOSE パーパス 「意義化」する経済とその先

『PURPOSE パーパス 「意義化」する経済とその先』(岩嵜 博論、佐々木 康裕著、以降本書とします。)を読み終えました。

パーパス経営とはどういったものかということを学びたいという思いから手にとった一冊でしたが、内容は素晴らしく学びが多い一冊でした。

旅行中に読んでいた一冊ということもあり、思い出深い一冊にもなっています。

今回はその『PURPOSE パーパス 「意義化」する経済とその先』を紹介します。

概要紹介

本書ではパーパスとは何かといったところから、具体的なパーパスの規定の方法についても言及しています。

パーパスを理解するにあたり、現在の社会状況や若者世代の行動や価値観についても触れている箇所があり、現代社会論を学ぶという点においても有益な一冊になったような気がしています。

文章量も膨大にあるというわけではなく、程よい量でかつ適宜ビジュアルや図式等も用いて説明がなされていることから、本の構成としても読みやすいと感じた一冊でした。

本書からの学び

本書からの学びは複数回に分けてまとめていきました。以下に一度ではまとめきれないと考え、全8回に分けてまとめています。

記事紹介

以下が記事へのリンクとなります。

はじめに世代における関心の違いを学ぶところから始まり、パーパスとは何かという言葉の定義について学びました。

その後、現代ならではの社会現象や問題に触れ、そこから社会全体の考え方の変化(利益追求型から社会課題解決型)へ変化しているという点についてまとめています。

最後のまとめとして、具体的なパーパスを規定する方法について、自分なりな理解を整理しています。

感想

パーパスという言葉の意味だけでなく、今の社会の状況や世代の関心の違い、企業における存在意義の考え方が変化しつつある点について学ぶことができました。

加えて、著者の方の飽きさせない内容と、わかりやすい言葉を用いて書かれた文章力は、それだけを学ぶだけでも価値のある一冊です。

読んで良かったと思える素晴らしい良書でした。社会人の方には間違いなく推奨できる一冊です。