悔し涙から半年、その成果
過去に「投手としての悔し涙」として書いた記事があります。
当時の長男のピッチングで完璧に打たれ、悔し涙するという経験がありました。長男があれだけの悔し涙をするには初めてみたことから、印象に残った思い出でもあります。
それから半年、偶然にも同じチーム、同じ場所、同じくらいの時間で練習試合として再戦をすることになりました。
長男がどういった思いでこの練習試合に臨んでいたかはわかりませんが、私の中ではこの半年間の成長を確かめるのに良い機会だと思い、試合に挑みました。
3回を28球の好投
試合は長男の先発で始まります。
結果からお話しすると、3イニングを投げて無失点、被安打1、四球0の好投で幕を終えることができました。
この日は直球のコントロールがイマイチで、ショートバウンド気味に投げてしまうような球が多くありました。長男とバッテリーを組むキャッチャーもそれがわかっていたのか、投球の組み立てをスローボール中心の切り替えます。
これが功を奏し、最終的には安定したピッチングで3回を無失点に抑えることができました。
選抜選手にも好投
相手選手に中には、市内選抜にも選ばれ活躍をしている子もいます。
私の印象に残っている子としては、この日は2番と4番を打っていました。2番の選手の第一打席は、ライトライナーでアウト、4番の選手はスローボール主体でショートゴロに抑えます。
そんな優秀な選手もいる中での好投は、まさに半年間の努力の成果だと言っても良いと感じた投球内容でした。
長男自身も少しずつ直球の速度があがりだし、スローボールとの球速差が出始めたことから、投球の緩急がより効果的に効き出しているのだと感じています。
中学に入れば、変化球も混ざってきます。
この緩急の感覚は今後も長男の武器として更に磨いてほしいと思いました。
今日の公式戦への弾みに
本日、日曜日は大会が予定されています。
28球で練習試合を終えられたことから、比較的疲労感は無く、今日の大会に挑むことができるのは幸いかもしれません。
長男には、「2試合連続で同じレベルのピッチングができたら、認めてあげる。」と言って発破をかけておきました。
その日たまたま好投だったから抑えられたでは投手は務まりません。安定的に良いピッチングができてこそ、投手としての評価が上がります。
今日の試合がどういった結果になったかは、別の機会にお伝えします。まずは、昨日の結果に長男の成長を見ることができてよかったです。
長男へ、今日も頑張っていこう!