長男の野球現在地

先日、今年最後となる6年生主体の大会が開催されました。

ローカル大会の位置付けではありますが、この季節まで試合をできるというのはありがたいです。

対戦相手は近隣市の優勝チームで、試合自体は敗戦となってしまいましたが、長男のこの日のピッチングは今までの中でもトップクラスの好投でした。

秋期大会以降はリラックスした雰囲気を出しつつも、中学への準備段階として身体を鍛えたり、重めもバットを振るなどしており、身体的にも成長してきているのだと感じています、

今回は長男の現在地の確認として、最近の長男の様子を残したい思います。

定性的な評価ですが私の所感をまとめます。

打撃面の様子

まずは打撃面の様子です。

振れつつある800g、中学に間に合うか

最近は中学での野球を意識して、私が高校時代に買った800gのバットで素振りをしています。

10月頃から振り始めましたが、始めた頃の長男のスイングは思いっきり波打つスイングでした。それを見ていて、800〜900gのバットを普通にスイングする硬式野球児の凄さを感じた次第でもあります。

それから約3ヶ月。

子供の成長には驚かされるばかりで、今では直線的なスイング軌道で振れるくらいにはなってきました。

そろそろ800gでもティーバッティングができるようなレベルになってきたことから、庭でのティーバッティングも始めています。

この調子なら、仮に長男が硬式野球を選んだとしても、バッティングで遅れを取るような感じにはならないかもしれないと思えるところまではきました。

この辺りは継続あるのみですので、長男と練習を続けていくつもりです。

タイミングが少しズレ出している?

その一方で、秋頃に比べ打球を打つタイミングが合わなくなっている印象があります。身体の成長とバットスピードが変わり出しているのか、ミート精度が下がり気味です。

ここ最近は実打を打つ練習が少ない点も原因かもしれませんが、先日の試合では、詰まりながらのセンター前ヒットの1安打で、何とか打てた感が強い印象です。

ただ、時間も限られていますし、今は筋力向上と中学を見据えた準備向けトレーニングを優先するつもりです。今は短期の視点で見過ぎず、中学入学時に力が発揮できる様準備する方が良いだろうと考え、今のまま進むつもりです。

まずは春の時点で、800gをしっかりと振れる身体づくりを目指します。

投球面の様子

実際のところ、秋大会以降でピッチングに関する具体的な練習は行っていません。ただ、筋力トレーニングや1.0km程度の走り込みを続けているせいか、多少なりとも成長は見られているようです。

先日の大会では、近隣市優勝チームの打線相手に四回2失点、被安打3の上々の結果です。

他の少年野球関係のお父さん方や関係者の方にもお褒めの言葉を頂けたピッチングでした。緩急をうまく使い分け、投げる姿がだいぶ板についてきたように思えます。

緩急を活かす投球を強みに

長男は直球が遅いという点があり、本人もそれを自覚しています。その点をカバーするために、これまでも緩急を使い分けて投げる練習はしてきました。

その成果は試合でも表れており、先日の大会も与えた自責点になるような投球はほぼありません。

この緩急を活かす投球は長男の強みとして、これからも頑張ってもらいたいと思っています。

球速は他投手の80%

球速はどのくらいかという点について、私の率直な印象は、他近隣チームのエース級投手の80%程度、といったところです。

最近になって、少しずつ球速は上がり出しつつありますが、他投手に比べると見劣りする感は否めません。

この冬のトレーニングで、中学開始時点にどれだけ球速を上げることができるかというのは、この冬の課題でもあります。

ただ、ボールを使ったトレーニングというよりは、筋力トレーニングとストレッチで筋力と柔軟性を高めるトレーニングで身体から作り直すことを目指すことで、球速アップを目指します。

急がば回れですが、春には成果が表れることを期待しています。

選抜クラスのバッターとどう戦うか

秋頃の大会よりはスピードも増し、制球力も高まってきたとはいえ、やはりそれは市内レベルでの実力です。

市内選抜に出場するような選手や、現時点で既に中学生レベルの体格のバッター相手には、通用しない結果も見えてきました。

秋大会準決勝で当たったチームと練習試合をさせていただいた際には、打者一巡はうまく抑えたものの、二巡目になると長男の球を捉えています。

完全に力負けといった形で、その回5失点を許す結果に終わり、課題発見にはとても良い練習試合でした。

純粋に投手として更なる球速のアップと投球精度の向上は必須として、努力する必要があることを再確認させてくれた試合となりました。

中学生になれば変化球も投げることができます。

その時に思ったような球筋で投げることができるかが、今後の長男の投手として大成できるかの鍵だと思っています。

加えて、敢えてボール球を投げてバットを振らせる投球や、一球外して次に何を投げるかをわからなくするといった、投球戦術も学ぶ必要があるでしょう。

長男が今後も投手を目指していきたいということであるならば、中学生になってもやるべきことは山ほどあります。私も勉強しないといけないですね・・・。

1月初旬には結論を出したい

今年最後の大会が終わっていないこともあり、今は大会に集中することが最優先の状況です。

その大会が終わり次第、硬式野球チームの体験もさせて頂いて、中学での野球進路を決めていく予定です。

親としては、子供がどんな選択をしても、常にチャレンジャーの精神で貪欲に野球に挑み続けていってもらいたいと願っています。

中学・高校生活は合計してもたったの6年。

その6年で全力で何かに打ち込んできたという事実は、間違いなく社会人になっても役に立つと思っています。

中学・高校になれば、親としてできることは減ってくるかもしれませんが、子供を全力で応援する気持ちと姿勢は持ち続けるつもりです。

今の長男の現在地を理解しつつ、新たな一歩を歩み出す後押しをこれからもできればと思っています。