次男初めての公式戦、低学年大会

少し前の話となりますが、7月24日に市内の低学年大会が行われました。

3年生である次男は、これが初めての公式戦出場となります。

試合結果自体は12−6の敗戦となりました。

ですが、次男にとってはとても刺激になった試合だったと感じており、今日はその振り返りをしていきたいと思います。

一番バッターの役割をしっかり果たす

まずは攻撃面です。

低学年大会を通じて、次男にはチームの一番バッターとしての役割を担ってもらいました。

上級生にクリーンナップを打てる子がいたため、チームの切込隊長として塁に出てもらうことを期待されています。

結果的には、その役目をしっかりと果たしてくれました。

三回打席が回ってきた中で、記録上ヒットではない打席もありますが全て出塁し、その内二回はホームまで帰ってきています。

次男の走塁は客観的に見てもかなり上手で、相手の隙をついて次の塁を狙う姿勢は、長男以上に持ち合わせていると感じています。

この試合においては、その前向きな姿勢が活きた結果になったように思えました。

慣れないキャッチャーへの挑戦

続いて守備面です。

今回の低学年大会においては、次男にはキャッチャーを守ってもらうことをリクエストし、その期待に最後まで答えてくれたことが一番の評価ポイントだと思います。

チーム事情的にキャッチャーができる子がおらず、実際のところ、次男に任せるしかありませんでした。

本人的には、ショートやピッチャーをやりたかったようですが、そこはチームのために我慢してもらい、次男しかキャッチャーを担えないことを伝え、納得してもらいます。

さらに攻撃面では一番バッターも担ってもらっているので、休憩している時間がほとんどありません。

そういった状況にもめげず、自分の役割を最後まで全うしてくれた次男には100点をあげたいと思った結果でした。

集中力を欠いてしまった自分への悔しさ

最後に走塁について書きたいと思いますが、一つエピソードありましたので、忘れないように書き留めておきたいと思います。

三回表に、キャッチャーとランナーのクロスプレーがあり、その時に少しランナーと交錯してしまいます。プレー自体はアウトとなったのですが、その時に右足を痛めてしまい、足を庇うような形でベンチに戻ってきます。

結果的にはたいした事はなく、怪我もなくすぐに回復できレベルだったのですが、このプレーがきっかけで、心の面で折れかけてしまいそうになってしまいました。

何とか最後までプレーを続ける事はできましたが、今回のエピソードは四回の表に発生します。

ワンアウトランナー無しで、次男に打席が回ってきます。サードゴロの間に内野安打で出塁、その後すぐに二塁へ盗塁を成功させます。

これでランナー2塁となりチャンスメイクできたと思ったところで、次男は少し満足してしまったのでしょう。リードを多めに取っていたことに気づいた相手チームのピッチャーが二塁牽制を仕掛けます。

集中力を欠いていた様子の次男は二塁アウトとなり、せっかくのチャンスを潰す結果となってしまいます。

このプレーがよほど悔しかったのか、目には涙を浮かべてベンチに戻ってきました。

足の状態も気になっていた中、かつ試合も後半で集中力も限界が来だした状況ですので、誰も次男を責める人などいません。

「あの牽制は相手ピッチャーがよく見ていたからできたプレーだよ、気にしないで切り替えなさい。」



そう私は伝えましたが、ミスをしてしまった自分が許せなかったのだと思います。

次男の目から悔し涙を見たのは、記憶している中でこれが初めてかもしれません。

私にとっても、次男にとっても良い教訓となったワンプレーでした。

新体制に向けて

側から見れば、ただの一回戦負けの試合かもしれません。ですが、私たち家族にとっては、とても収穫と成長のあった貴重な試合となりました。

まだまだ試合経験の少ない次男にとっては、本当に良い経験を積むことができたと思います。



10月には、いよいよ新体制に代わります。

新体制では四年生扱いとなる次男にとって、試合への出場機会も増えてくることになるでしょう。

今回の経験を活かし、新体制の中でチームに貢献できるよう、努力を続けていって欲しいと願っています。

そして私も、長男には長男のいいところ、次男は次男のいいところを伸ばして、更なる成長を引き出せるよう尽力していく所存です。