前半最後の大会を振り返る②

6月27日、夏休み前最後の公式戦となる大会が行われました。

相手は近隣市の夏季大会優勝チーム強豪であることはわかっていました。

結果としては、5-3での惜敗となり初戦で敗れるという結果になってしまいましたが、長男自身においても成長が感じられる試合内容だったと感じています。

今回も長男、個人の視点での振り返りを行い、今後の課題を見つけていきたいと思います。

前半最後の大会を振り返る①』は投球面を振り返りました。今回は、守備と打撃面を振り返っていこうと思います。

打順とポジション

振り返りの前に打順とポジションを振り返っておきます。

  • バッター3番
  • ポジション
    •   2回:ショート
    • 3~5回:ピッチャー

攻撃については、継続して3番バッターを任されています。

守備面の振り返り

それでは守備面の振り返りです。

投手交代前はショートを守っていますが、その中で気になった点を一つ書かせて頂きます。

内野の要として指示出しする

初回、ツーアウトランナー一塁で四番バッターに三塁打を打たれた後、五番バッターをピッチャーゴロに打ち取ります。

しかし、ピッチャーの子がアウトカウントを誤り、ホームに投げようとします。周りから、

「一塁だ!」

と言われた発声に戸惑い、結果的にフィルダースチョイスで1点を与えてしまうというケースが有りました。


確かにピッチャー本人がアウトカウントを間違わずにプレーをすれば良いケースではありますが、ミスや勘違いは誰にでもあり得ます。

そういった中で大事になってくるのが掛け声です。


掛け声によって、

  • 何アウトなのか
  • 今どういったケース(ランナー何塁)なのか
  • バッターは何番なのか
  • 前回の打席にどこに飛んでいるのか


など、確認することは多々あります。

こうしたことを守備の要であるショートが率先して確認し、声を出しあい他のメンバーと意識合わせをしなければなりません。

さらにこのケースでは、四番バッターに三塁打を打たれ、ピッチャーとして精神的に苦しい場面でもありました。

苦しい状況において、ピッチャーに近づき一言声をかけてあげるだけでも冷静さを取り戻すこともあります。

こうした”ちょっとしたこと”を積み重ねていく、ということが今後の課題の一つのように感じたケースでした。


打撃面の振り返り

最後に打撃面ですが、この試合の成績は3打数1安打でした。

チャンスメークできたレフト前ヒット

5-1で何とか追加点のほしい3回の第2打席。 一番バッターが四球で出塁し、ワンアウトランナー二塁で長男に回ってきます。

2ボール2ストライクの5球目をうまく打ち、見事にレフト前ヒットを放つことができました。

まずは一試合の中において、点の欲しい場面でしっかりと安打が打てたということは、良しとしたいと思います。

緩急投球に惑わされないように

一方で、他の打席においては、相手投手の緩急に惑わされない凡打と三振に終わります。

緩急をうまく使うという球は、投手としては武器として用いますが、打者としてはそれにどう対応するかを学ぶ必要があります。

長男と同じようなタイプの投手に対して、今後どう立ち向かっていくかは今後の課題かもしれません。

長男的には早めのストレートでガンガンいく投手のほうが対応できているので、今後は緩急をつけるタイプの投手相手の打撃練習も考えていく予定です。

継続が結果を生むことを信じて

ここ最近は一試合に一安打は安定して打てている印象があるのですが、その結果の下支えをしているのは、やはり日々の素振りだと私は思います。

6年生になるまでは、私がある程度強制力を働かせて素振りを”させて”きましたが、最近では自らの意志で素振りを続けられるようになりました。

私としては闇雲な100回よりも、目的を持った30回を続けるということの方が重要と考えるタイプです。


長男には色々なバリエーションの素振りの方法を教えた中で、

「今日はコース素振りをやろう。」

「今日は連振りだ。」

など、自分でその日にやりたいメニューは考えてもらっています。

その素振りを同じ時間に続けることで、それがルーティンとなり、今では当たり前の光景になってきました。


面倒なこともしっかりと繰り返し練習を継続できる点は、長男の長所でもありますので、今後も持ち続けてほしいと思っています。


最後の大会まで残り2ヶ月。

大会まで少し期間が空いた今だからこそ、普段の自主練においては、個の成長をもう一度高めることを目指していく予定です。