前半最後の大会を振り返る①

6月27日、夏休み前最後の公式戦となる大会が行われました。

結果としては、5-3での惜敗となり初戦で敗れるという結果になってしまいました。

負けはしましたが、近隣市の夏季大会優勝チームを相手に接戦で戦える所まで成長できたというのが、私の素直な感想です。

長男自身においても成長が感じられる試合内容でした。

今回も長男、個人の視点での振り返りを行い、今後の課題を見つけていきたいと思います。

打順とポジション

まずは打順とポジションです

  • バッター3番
  • ポジション
    •   2回:ショート
    • 3~5回:ピッチャー

長男の打順は概ね固まったようで、今回もバッター3番での出場です。

今回の大会は3回からのリリーフで、最終回まで投げきるという形でした。

一方で、前回の公式戦と異なっていた点が一つあります。


それは長男の背番号がまた「1番」になったということです。

ピッチャーをやりたいと願う長男にとっては、嬉しい発表だったかもしれません。

投球面の振り返り

それでは投球面から振り返っていきます。

投球成績

この試合の投手成績になります。

  • 投球数:
    • 三回:11球
    • 四回:12球
    • 五回: 8球
    • 合計:31球、平均:10.3球
  • 被安打:1、失点:0
  • 四球 :0、死球:1
  • 奪三振:1



三回無失点、平均10.3球という結果はこれまでで最高の結果でした。

率直に言って、この日の投球はこれまでの中で一番だったように感じています。



これは過去何回か書いているのですが、今の長男では球速では押す戦い方はできないため、直球とスローボールを駆使して、いかにタイミングを外す投球ができるかがカギになります。

それが今回はしっかりと出来たということが、投球面での成果だと思います。

前回の悔し涙を流した経験が、恐らく今回の結果にも活きたのでしょう。そう考えると素直に嬉しい結果です。

投球内容と投手守備

ここからは投球内容と投手としての守備についての振り返りです。

制球力に磨きがかかってきた

この試合、四死球0という結果で終えることが出来たのは大きな成果です。

もう少し細かく球数を見てみると、長男が投げたボール球は、実は7球しかなかったことがわかりました。しかも初回は一球もボール球を投げていません。

この日は長男自身も調子が良かったと行ってはいますが、ここまでストライクゾーンにボールを集められたのは今回が初めてです。

制球力についてはほぼ満点をあげたい結果でした。

高めのストレートで打ち取れた三振

印象的だったのは三回の表のツーアウト、バッター七番との対戦です。

初球ストライクの後、五球連続でファールボールが続いた7球目です。キャッチャーが要求したのは高めの釣り球でした。

長男が投げた一球は、要求通りの胸元を通る高さの直球で、バッターがこれに手を出します。うまく、高め釣り球で三振を取ることができました。

これまでスローボールを決め球に三振をとるケースは多かったのですが、高めの釣り球で三振を取るケースは私も記憶にありません。

今回が狙いどおりの一球か、偶然投げた一球かはわかりませんが、次のステップとして投げたいコースにうまく投げることはできたことは、一つの成功体験になったものと思います。

Pゴロを確実にアウトにする

この日、四回と五回に一回ずつ、ピッチャー前に打ち損じのゴロが転がり、アウトにするというプレーがありました。

四回は先頭バッターで、セーフティバントに近いような三塁線に転がる打球でしたが、しっかりと捕球し、正確に速いボールを一塁に投げることができアウトにしています。

そしてもう一つが、五回1アウト3塁のケースです。

5-3で2点ビハインド、最終回裏に望みをつなげたい場面で一点も与えられないシーンでした。

5番バッターの打った打球がピッチャー横のセカンド側に転がり、ギリギリでキャッチします。

その後なんとか体勢を持ち直し、送球を逸らすことなくバックホームすることでタッチアウトとなり、この回も無失点に抑えることができました。

こうしたミスが命取りになるようなケースで、慌てることなく確実にアウトを取れたことは素晴らしかったと思います。

こうしたプレーから、ピッチャーとしてのフィールディングにも自身をつけてほしいと思います。

秋大会に向けて、球速アップを目指す

この日の試合に敗れてしまったことで、次の大会は少し先になってしまうことになりました。

次の大会は9月。これが本当に最後の大会となります。

残り二ヶ月で長男に目指してもらいたいことは、やはり球速アップです。

スローボールの制球が安定してきたからこそ、そのボールを活かす直球を伸ばしてほしいですし、今後もピッチャーとしてマウンドに立ち続けたいのであれば、今の球速ではこれから太刀打ちできなくなるでしょう。

この二ヶ月でどこまで成長できるかわかりませんが、次の大会で、

「あのピッチャー、球が早くなってる!」

と思わせることのできるような成長を目指したいと思います。

具体的にどんなトレーニングが効果的か私も手探りですが、長男とともに学びを続けたいと思います。





今回は主に投球面の振り返りをさせていただきました。

思ったより長くなってしまったので、今回はここまでにして、次回は守備と打撃を振り返ります。