卒部生へ -これまでを振り返って-
3月28日に私の所属する少年野球チームの卒部式が行われました。
今年の卒業生は、長男が入部した当初から一緒に苦楽を共にした仲間たちで、本当に感慨深いものがあります。
一緒に過ごした4年間の時の流れの速さと感じつつ、子供達の成長に驚いています。
辛いときも楽しいときもいつも一緒だった4年間。本当に思い出深い4年でした。
そんな卒部生への最後のメッセージとして、幸いながら卒部式の中でお話する機会を頂きました。
これから新しいステップを歩むもうとする卒部生への最後のメッセージとして何を話したら良いか悩みましたが、過去と未来を意識したメッセージにすることとしました。
最終的には、
- これまでを振り返って
- 『やり抜く力』の重要性
- 未来を歩む君たちへ
- 怪我をしないための身体作りを
- 自分で考え、決めることのできるように
という、内容で話すことにしました。
そして番外編として、
という内容も準備はしておき、状況によって話そうと思っていました。
今回は卒部生へ伝えたメッセージを忘れたくない思い出として記事に残したいと思います。
これまでを振り返って
今から約4年前、長男が野球体験に参加するほぼ一緒のタイミングで、ひとつ上の先輩として3人の子供達がいました。
友遊ボールと言われる赤いボールを片手に、野球の『野』の字もわからないながら、その3人の輪に入ろうとする長男を見守りつつ、長男を支えてくれたのが今の卒部生でした。
長男が今も野球をやり続ける事ができているのも、卒部生の存在が本当に大きいと思っています。
まずは、長男を含め在部生を支え続けてきてくれたことを、本当に感謝しています。
『やり抜く力』の重要性
少年野球チームでの活動を通して、野球の技術自体の成長はもちろんあります。
ですが、それに加えて、卒部生のみんなに気がついてほしい大事なことが1つあります。
それは『やり抜く力』です。
何か1つの事を最後までやり抜くという事は、簡単そうに見えてできるものではありません。
卒部生の君たちは、この4年間を通してそれを身につけることができました。
辛い時、苦しい時もあったと思います。辞めたいと思ったこともあったかもしれません。
ですが、それを乗り越えて、今ここに君たちがいることを誇りを持って下さい。
私自身が少年野球チームでプレーしていた時から30年近く経ちますが、私も野球をやり抜いた経験というのは、今の私の『心の土台』になっています。
この少年野球チームで4年間、野球をやりきったことを自身に持って下さい。
その自身が、これからの君たちの支えになってくれます。本当に4年間お疲れさまでした。
- 『卒部生へ -未来を歩む君たちへ-』へ続く