「最高の体調」から学ぶ健康に生きるための実践例②

今回の記事は「最高の体調 ACTIVE HEALTH」という本からの学びの続きです。今回で3回目になります。

初回にて「文明病」とはどういったものかという事を学びとしてまとめ、前回は私が行なっている実践例を御紹介してきました。前回だけで実践例を書ききれなかったことから、その続きを書かせて頂きます。

尚、これまでの記事は以下のとおりです。

健康に生きるための My 実践例②

それではここからは「健康に生きるための My 実践例②」として、私が実践していることを紹介し、本書の学びをまとめることとします。

運動をする

非常にシンプルですが、運動をするということは、ストレス対策や脳機能のアップにも良いということを学びました。

筋力向上などを意識せずに、ストレス解消を目的とするだけであれば、あまり負荷の高い運動をする必要な無く、ウォーキングなどでもその効果が得られるとのことです。

加えて、脳機能がアップする最低ラインの運動量についても本書が推奨する指標があります。それについては引用にて紹介させて頂きます。

基本的には「1回45分の少しキツい運動週に2回」のペースで行うのが、脳機能アップが見込める最低のラインです。

この指標を学んで、一番ピンときたのはジムでの運動です。

ジムで準備などを含め1時間程度、身体を動かす習慣が身につけば、身体能力の維持や向上だけでなく、脳機能のアップも見込めるのだと考えると、非常にお得な習慣ではないでしょうか。

もしくは我が家のように子どもが少年野球など、スポーツをやっているようなケースでは、1時間くらい子供の練習を手伝ったり、活動の手伝いをするだけでもこのラインを満たすことができるかと思います。

私自身、ここ数年はどちらも実践できているなと思い返し、本書を読んで自身の行動に対する肯定感を高める事ができました。

自然と触れ合う機会を増やす

本書からの学びとして、興味深かったのが「自然」と「副交感神経」の関係です。

以下に、2016年のダービー大学が行なったメタ分析結果に関する内容を引用させて頂きます。

「自然とのふれ合いにより、確実に人体の副交感神経は活性化する」というものです。

副交感神経は気持ちが穏やかなときに働き出す自律神経で、日中にたまった疲れやダメージを回復させる働きを持っています。つまり、自然は人体の疲労を回復する働きを持つわけです。

引用のとおり、自然に触れ合うことでリラグゼーション効果が得られるということが学びから、極力自然を目にする機会を増やすようにしています。

これに関し、私が実践していることとしては2点あります。

自然が見える場所へ散歩する

少し疲れを感じてきたという時には、妻と近くの公園へ散歩するようにしています。

我が家は千葉のやや田舎めな場所に暮らしていますので、外に出れば植物を目をすることはそんなに難かしくありません。

そういった点も踏まえ、散歩中に植物を見ながら季節の変化と妻との会話を楽しみつつ、30分程度家の近くを歩くことでリラックス効果を得ています。

ニセモノの観葉植物を置く

実はここでいう自然はニセモノでも効果があるようです。

そのため、本書を読んだ後に妻が小さいニセモノ観葉植物を買ってきてくれました。

私のパソコンのすぐ脇に置いてあり、パソコンを使いながらでも目に入るような場所に置いてあります。ふとした時にそれを見ることで小さな癒やしを得ています。

本当は家に大きい観葉植物を置くというの方が効果が高いのかもしれないです、今のところはそこまでは踏み出せていません・・・。



以上が本書から学んだ私が実践している、健康に生きるために行なっている実践例となります。

年齢が上がるにつれ、仕事においても、家族を支え生きていくことに対しても責任が増してきます。

そういった中でも充実した生活が送れるよう、日頃から良いとされている行動を取り入れることは悪いことではないと私は考えます。

余談ですが、本書はマンガ版も出版されており、私が本書を読んだ後に、妻もマンガ版を読んでいたことを知りました。

家族は行動や考え方が似ると言いますが、それを実感した出来事で少し微笑ましくなったことを覚えています。

本書を読み終えて

本書は健康に生活するための知恵や方法を豊富に教えてくれる素晴らしい一冊です。

基本的に私は健康に関しては、「治療より予防」というスタンスを取りたい方の人間のため、そういった考えを持たれる方にとっては抜群に効果を発揮する一冊だと考えます。

科学的研究結果をエビデンスに「文明病」とはどういったものかを解き明かしつつ、簡単にできる実践方法も豊富に紹介されています。

これだけAmazonの評価も高いことに理解ができる、本当に学びの多い一冊でした。