2020年読了本を整理する(コーチングとビジネス系)
2020年の1月ごろに新年の目標として、年間12冊(月に1冊)は読了することを目標として読書を進めてきました。
その結果、この一年でどういった本を読んできたのか整理したくなってきたことから、一つ記事にして読んだ本をまとめてみたいと思います。
全3回で、今回はコーチングとビジネス系の読了書籍をまとめていきます。
読了書籍のカテゴライズ
読了書籍のカテゴライズとして6種類に整理しました。重点的に読んだ書籍は細かめのカテゴリーに、それ以外は全般としてまとめます。
2020年読了書籍
それではここから2020年に読んだ書籍をまとめます。
今年は重点的にコーチング関連の本は読んだので、徐々に私なりにこうしたコーチングを行なっていきたいというカタチが出来上がってきたように思えます。
コーチング・チームマネジメント
コーチング関連の読了書籍です。一般的にチームマネジメントとして分類される書籍も入っているかもしれませんがご容赦を。
チームを変える習慣力
現代のチームマネジメントとはどういったものなのか教えてくれた一冊でした。「ヨコ」の関係を作るチームマネジメントで成果を出すという重要性を説いています。
情報化が進んだ現在では情報のオープン化が進み、簡単に情報収集が可能で今の環境と他の環境を比較することができてしまいます。そういった状況においてこれまでの「タテ」の関係を続けるようなチームマネジメントではチームメンバの信頼を得ることはできません。
本書では実際に考え方を改め、実践した方の事例も交えて紹介してくれています。チームマネジメントに悩む私にとって道標になってくれた一冊でした。
シリコンバレー式最強の育て方
1 on 1ミーティングの手法や考え方を学びたくて購入しました。内容は実践的でどなたにもわかりやすい内容でした。
今、私が行っている1 on 1ミーティングの型として使わせていただいています。
世界最高のチーム グーグル流「最小の人数」で「最大の成果」を生み出す方法
上記のチームを変える習慣力でも話が出てくるのですが、Googleで行われたプロジェクトでアリストテレスプロジェクトというものがあります。
高い生産性を発揮するチームとはどういったものかを調査した報告なのですが、そのワードを調べている中で見つけた一冊です。本書はGoogleで実践されているチームマネジメントはどういったものなのか、現代の企業にとってどういったチーム作りをするべきか、マネージャとしてどうあるべきかを学ぶことが出来ます。
上記二冊でも「心理的安全性」や「1 on 1」について教えてくれますが、本書でもそのつながりや考え方を教えてくれます。
全体的に内容はわかりやすく、しっくり来る考え方が多く読んで良かったと思った一冊です。
ビジネス(戦略とか自伝等)
ここからはビジネス書で、コーチングやチームマネジメントではない領域の書籍です。
ゼロから作るビジネスモデル
ビジネスモデルとはどうやって作るのかを学びたく手にとった一冊です。何かしらのビジネスモデルを考えたいという時に、本書を読むとアプローチの仕方を学ぶことができますので、ビジネスモデル構築をやりたい方にはオススメの一冊です。
色々なフレームワークや考え方も学べますので、ビジネスモデルを考えるという目的以外に十分に利用できるエッセンスも豊富に詰まっています。
事例も豊富、かつ新しいものが多い印象で興味深い内容が多かったです。
ストーリーとしての競争戦略
この本は非常に学びのある一冊でした。
競争戦略においてはストーリーが重要で、素晴らしい戦略というものは、しっかりと練られたストーリーに基づく戦略であるという事を教えてくれます。
私個人的には、本書における論理展開が素晴らしいと思っており、競争戦略を学ぶというだけでなく、相手に説得力のある説明をするにはこのような考え方と文章の書き方をすれば良いのかと感心しながら読んでいた記憶があります。
2021年にも、改めて読み返して学び直したいと思っている良書です。
1兆ドルコーチ
ビル・キャンベルさんという方からコーチを受けた、グーグルのトップの方々が書いた本です。
ビル・キャンベルさんの人生を通して行なってきたコーチングや人生観から、良いコーチというのはどうあるべきかを学ぶことができる一冊です。
コーチングの本としても多くのことを学べる一冊です。
以下の三冊はKindle Unlimitedでオススメとして出てきた本で、他の本との並行読みの息抜きがてら読んだ書籍です。
人事の超プロが明かす評価基準 「できる人」と「認められる人」はどこが違うのか
どの会社においても「評価基準」というものは存在します。それぞれの会社にとって職級やランク、肩書といった形で呼び名は変わりますがその根底にある考え方は変わりません。
どういったレベルの方にはどういった到達基準を満たしていてほしいのかを学ぶことができる一冊です。
はじめての課長の教科書
課長になる人にはどういった考え方、意識が必要なのかを、そのままストレートに学びたいと思い読みました。
課長任用が控えている方などにとっては、一度読んでみて損はない一冊です。
逆転出世する人の意外な法則 エリート人事は見た!
実は役員になる人達には遅咲きで出世し役員になる人も多いそうです。それは何故かを教えてくれる一冊です。サクサク読めるので、他の本の合間に読んでいました。
今回はここまでです。次回は「野球・トレーニング」、「その他」の読了書籍をまとめます。