36の基礎運動

子供達をスポーツ万能にしたいという思いは、子育て世代のお父さん・お母さんの中で抱く希望の一つかもしれません。私も二人の野球少年を持つ親としてその思いは少なからずあります。

ですが、野球指導のために学んだことの一つとして、スポーツにおける専門的な動きばかりを教えるのではなく、基礎的な動きを理解しできるようにしていくことが上達の近道であるということです。

それをうまく表していくれているものとして、「36の基礎運動」というものがあります。

これらの動きがきちんとできる子供は、野球などの専門的な動きが求められるスポーツを行った時においても理解や習得が早くなり、結果的には上達が早まるということです。

「36の基礎運動」は山梨大学の中村先生という方が提唱してくださっており、スポーツを指導されている方はこれらの動きを取り入れた練習メニューを作成されることをオススメします。

参考に「36の基礎運動」がどういった動きなのかわかるホームページを以下にご紹介します。

私は参考文献の本からこの「36の基礎運動」を学びました。本書はこれ以外にも豊富な情報が多いことから、ご興味ある方は一度読まれると良いかと思います。

内容は幼児向けの記事が多いですが、小学生でも36の基礎運動をすべてできるという子供は少ない印象です。

私の子供の例では、「逆立ち」、「泳ぐ」、「浮く」、「跳ねる」、「跳ぶ」というのが苦手です。特に「逆立ち」は長男の通っている病院の理学療法士さんにもやるように進められました。

そういった背景もあり、最近では「逆立ち」、「跳ねる」、「跳ぶ」という運動を自主練には取り入れるようにしています。今はプールに行けないので、「泳ぐ」、「浮く」は できていません・・・。いつかやりたいですね。

学びのまとめ

今回の学びをまとめると、子供達に運動を教える指導者としては、子供達が苦手な動きは何か、得意な動きは何かというのを理解したうえで指導する必要があると認識しました。

私もその子のできる動きやできない動きが何なのかを把握し、その子にあったメニュー作りを心がけたいと思います。

既に長男・次男に対しては実践し始めましたので、成果が現れてきたら少年野球の指導にも適用していく予定です。

参考文献

今回の記事は以下の書籍から学びです。