緊張には「リアプレイザル」を
(今回の記事は「最高の体調 ACTIVE HEALTH」という書籍からの学びをご紹介しています。)
みなさんは緊張を強いられるようなシーンに直面した時、どのような対策を取られていますか?
演劇やプレゼンテーションなどの場合は観客の顔をかぼちゃに見立てると良いとか、手のひらに「人」の字を三回書くと良いというようなおまじないをする人もいるかもしれません。
私も大事な場面では緊張してしまうような体質でして、個人的には緊張しても問題ないくらいの準備をして本番に挑むというようなオーソドックスな対策をしています。
今回はそういった状況において、効果が高いとされる方法をご紹介します。
「リアプレイザル」とは?
「リアプレイザル」とは、スピーチなど緊張するような状況の直前に、「楽しくなってきたぞ!」や「興奮してきたぞ!」と、自分に言い聞かせるという方法です。
非常に簡単ですが、緊張に対する応急処置として効果が高いとされている方法です。
実際にハーバード大学の方が効果証明における実験を行い、効果が出たという結果もあるようです。
(詳細が知りたい方は是非、書籍をお読み下さい。)
この実験を行った博士の言葉を拝借すると、
「私達は自分の感情をコントロールし、意図的に影響を与えることができる。自分のストレスをいかに言葉や思考に変換するかで、どんな感情も再構築できるのだ。」
ということを述べています。
さらにはリアプレイザルは、使えばつかうほどストレスに強くする性質ももっているということですので利用するに越したことはありません。
とりあえず使ってみよう
というわけで、私はこの学びがあってからは、緊張するようなシーンにおいては意識的にリアプレイザルを行うようにしています。
目立った成果の実感はありませんが、やらないよりはやったほうが良いかなという感覚で望んでいます。
ご興味ある方は一度実践してみてくださいね。