レッテル貼りを止めよう

今私は『チームを変える習慣力』という本を読み進めています。

その中で少年野球指導や自分の子供達の成長を阻害する要因の一つとして「レッテル貼り」があると指摘してくださっています。

今回非常に学びがあったことから、記事にしてご紹介させて頂きます。

レッテル貼り=「決めつけ」

レッテル貼りとは、いわば「決めつけ」の事で、

「この子は運動神経が悪い。」

「うちの息子は頭が良くないから勉強ができない。」

「だからお前たちは弱いんだ。」

というように、子供達に対して「君はこういう人だ。」と決めつけると、その子の潜在能力発揮の可能性は限りなくゼロに近くなると述べられています。

子供達の成長を育む上で、非常に大事な点だと思いますので、一部本書から引用させて頂きます。

親が自分の子供を「根性のない子」と決め付けて、ことあるごとに「本当に根性がない子ねえ」などと言い続けたら、その子供には「自分には根性ない」という思い込みが、その潜在意識の深くにまでプログラミングされていきます。そして、やがて、本当に根性のない子になっていってしまうのです。

少年野球の現場においても、レッテル貼りに近い発言をしてしまうお父さん、お母さんが決して少なくないというのは悲しい実態かもしれません。

特に自分のお子さんに対しては、厳しく接してしまう傾向があり、私自身も言ってしまっていたことがあるかも知れません。

その事実に反省しつつ、気がつく事ができただけでも、大きな学びを得られたと考えています。

貼ってしまったら剥がしていこう

良くないことをしていることに気がつけたら、それをやめることもできるはずです。

本書でも気づいたレッテルはどんどん剥がしていこうと言ってくださっており、まさにその通りだと感じました。

子供達の可能性は無限大。

信じてあげることに何ら制約はありません。

この学びに気づけた今、私も子供達の可能性を信じ、気づいたレッテルは剥がしていくつもりです。

本記事を読まれたみなさんも、是非トライしてみて頂ければ幸いです。