大会前夜

いよいよ明日、所属チームの夏の公式戦が開催されます。

今年の6年生たちは長男の少し先に入ってきたメンバーが主軸で、これまでの四年間苦楽を共にしてきました。

入部当初の頃を振り返ると、本当に良くここまで成長したなと思います。

個性豊かな6年生たち

今年の6年生は本当に個性的な子達ばかりで、他の子に持っていない良さを各人が補ってチームを支え合っているという、そんなメンバー達でした。

ストライクが入らず試合にならなかった低学年大会

今から二年前の事です。

現在6年生のエースピッチャーは球筋は良かったですが、四年生の時にはストライクが入らず、

四球→盗塁→盗塁→ワイルドピッチ→1失点

という、自滅パターンを繰り返すくらい制球が定まらず、一回戦で敗退しました。

それから二年、今では市内でも上位に入るであろう投球を披露して、安定したピッチングをみせてくれています。

試合中に頭が真っ白になってしまうキャッチャー

そしてそのエースの女房役であるキャッチャーの6年生は、試合の最中に頭が真っ白になり、急に謎な振舞いをするような事があった事を覚えています。

今では落ち着いてキャッチングでエースの投球を支えるようになり、チームの大黒柱になってくれています。

そして低学年の頃から打撃はピカイチで、当時から豪打を期待され、今ではチームの四番を任せられています。

落ち着いてチームを引っ張るキャプテン

彼が四年生頃の話です。

低学年のキャプテンは誰がやるんだという話になり、元々の性格はあまりそういった事はやりたがらない子だったことを記憶しています。

それから1年後、監督から当時5年生の彼らに目を閉じさせて質問をしました。

「キャプテンをやりたいなら手を挙げなさい。」

その時に一番しっかりと手を上げ、強く意思表示をしている姿を見て、本当に成長したなと感心した事を覚えています。

それから1週間後、彼は監督からキャプテンを任命され、今ではしっかりとチームを支えてくれています。

そして2人の仲間が加わって

上述した3人に加えて、少し遅れて2名の子供が同学年で加入してくれて、今の6年生たちは計5名となりました。

その5人に加え、長男や他の4、5年生を交え明日は大会に挑みます。

彼らの集大成をきっとみれる

辛い時も楽しい時も切磋琢磨し、支えあった5人。明日の試合ではその努力の集大成を示してくれるものと信じています。

長男もずっと彼らの背中を見続けて育ちました。

これまでの努力と勝利への想いを胸に、きっと素晴らしい試合内容に、そして良い結果になると信じています。

明日は最高の1日にしよう!