ベーラン鬼ごっこをしてみよう!

シーズンが冬場になり、少年野球の練習も実戦的なものから、より基礎体力作りのメニューにシフトし始めている頃かと思います。


走り込みを行うようなチームも多いかもしれません。

高学年にもなれば、集中力もあり黙々と走り込めるかもしれませんが、低学年はそうはいきません。

 

そんな中、子供達に飽きがこない、かつ楽しく走り込みができる練習メニューがないかと考えてみました。

名付けて「ベーラン(ベースランニング)鬼ごっこ」です。

ベーラン鬼ごっこのルール

ベーラン鬼ごっこのルールはとてもシンプルです。

まず、鬼チームと鬼から逃げるチームの二手に分かれます。

 

チーム分けについては極力、鬼チームの方が全体として早くなるようにします。

良い分け方としては、3年生を鬼チーム、1、2年生を鬼から逃げるチームにするといった学年分けが良いかと思います。

 

そして鬼から逃げるチーム全員がなんとか逃げ切れるだろう距離感にしてベースランニングを行います。


もし途中で鬼チームにタッチされたら、鬼チームの勝ちになります。

ベーラン鬼ごっこを試してみました

先週早速このベーラン鬼ごっこを試してみました。

その時は、

 

  • 鬼チーム  :二年生と部員の一年生(5人)
  • 逃げるチーム:一年生と年長チーム(8人)

 

で、ホームとセカンドで競争しましたが、6人目くらいで鬼チームが勝っていました。

子供達もかなり盛り上がって走っていたので、次回もやろうかなと思っています。

ベーラン鬼ごっこの狙い

私の中でのベーラン鬼ごっこの狙いは、

  • 鬼チームの子供達には中距離走の練習
  • 鬼から逃げるチームの子供達は、各塁でのコーナリングの練習

 

として位置付けています。

ベースランニングは一週すると大体100mくらい走るので、二、三週するとそこそこな距離を走る事になります。

 

ですので、結構良いスタミナアップにつながると思っています。


また、ベースランニングでは、各塁でのコーナリングが上手くできるかどうかで数秒は変わります。

そのため、ベースランニングに慣れていない子に向けては自然にコーナリングを学んでもらいたいと思っています。

 

一点やってみた注意点は、タッチする際にぶつかりそうになる場合があるため、追いついてしまう時には、注意を払うようにしてください。

このベーラン鬼ごっこは、ちょうどいい塩梅でのハンデが大事になってきます。

 

気にいって頂けたら、何回か試してみて、絶妙な距離感を探してみてください。