少年野球の未来を支えるために

このサイトを始めるきっかけの一つとして、野球(特に少年野球)に関する情報をお届けしていきたいということがあります。


私は二人の子供(男)がおり、週末に子供たちの少年野球のコーチをやらせてもらっています。今回は少年野球の現場に立っている者の立場としてこの記事を書かせていただきます。

野球をやりたい子供たちのために

少年野球における現状として、野球をやりたい子供達が激減しています。

先日受講した、千葉県における指導者講習の際に講師の方の説明によると、約10年前に比べ、野球部員数は半減しているという事実を説明されていらっしゃいました。また、先日発表された日刊スポーツの記事でも、高校野球部員が5年連続で減少していることを報道しています。


その原因として、趣味の多様化やサッカー等の他メジャースポーツの台頭など、様々な要因が考えられていますが、その中の一つとして、野球の古い慣習や厳しい練習方法が原因で野球人口が減っているという見解をされている方もいらっしゃり、一部の現場においては、確かにそのような悪しき習慣が残ってしまっているという事は、事実として認めざるを得ません。


もちろん、野球をやりたいと言って入部してくる子供の成長を阻害する要因となっている行動や言動、練習方法は、もちろん撤廃していく必要があります。

ですが、これまで先人の皆さんが長い期間をかけて、少年野球を支えてくれたことも事実であり、私個人としては、過去の経験や精神論に基づく指導も時には大事だと考えています。



その一方で、スポーツ科学の発展は凄まじく、数年前の常識が今の非常識になるようなケースも決して少なくありません。

いかに効率よく最大限に子供達の成長を促すかといった問いに対して、これまでの過去の経験に基づく指導だけでは到底立ち行かないということを感じています。


継続的に情報を収集し、子供達と共に自己成長を続けていかない限り、野球を始めてくれた少年・少女達の成長機会を損失させてしまうのではないかと危惧しています。

過去の成功論と現代知見のMix up

上記のような状況を踏まえ、私個人としての考えとしては、


過去の経験に基づく成功論と、現代科学による知見を、“Mix up”する


ことが大事だと考えています。


私のような、そこそこにITを使いこなすITネイティブ達が収集した新しい野球教育に関する情報を、少年野球の現場を支えてくださっている方々に提供し、その内容を実践して頂く事が出来れば、多少なりとも今の少年野球の現場が変わり、良い方向へ向かう手助けができるのではないかと信じています。


そういった思いを込めつつ、少年野球の現場に有益となるような情報を見つけ、このブログから発信していく事で、ささやかながらでも少年野球の未来に貢献出来ればと考えています。

時には見つけてきた方法論を、我が子と二人三脚で挑戦しうまくいった練習などを、このブログの一記事として御紹介していきたいと思います。


そして、少年野球の現場で御尽力なさっているお父さん・お母さんの一助になれば幸いです。

次回以降は、How toやTips的な情報御提供できるようにしていきます!

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